マイケル・デル <世界情勢/海外ニュースの読み方>
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 マイケル・デル(プチ現代偉人物語)
 



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【発行・編集】 オフィス ケン・ハービー (Office Ken-Herbie)

■今回の偉人■

Micheal Dell (米・DELLコンピューター創始者)
<第1話>
「マイケル・デルさんはいらっしゃいますか」

ある日、資格試験を主催する会社から一人の女性が訪ねてきた。

出てきたマイケル・デルを見た女性はびっくり仰天してしまう。 それもそのはず、まだ彼は小学3年生だったからである。デルは、高校卒の資格が取れる試験の申し込みに応募していたのである。

これは、不要なステップを省略するのが大好きだったデルの逸話であるが、現在の「ダイレクト販売」のビジネスモデルの根底を、すでに垣間見るエピソードとしてもよく知られている。

他にも、デルは少年時代に数々のビジネスを行っている。12歳の時には、当時流行していた切手収集をみると、近所に切手を借りに行き、自分でカタログを作成し、雑誌に広告を載せて販売した。

16歳の時は、新聞の新規購読勧誘のアルバイトで、新婚家庭や引越してきた人に的を絞ったアプローチで、年収1万8千ドルを稼ぎ出した。

やがて、彼は趣味でコンピューターをいじり始めるのだが・・・


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<第2話>
ある年の誕生日、デルは念願だったアップルのコンピューターを買ってもらった。

そのコンピューターは大変高価だったが、彼は、家に着くなり、なんと、分解してバラバラにしてしまった。 それを見た両親がカンカンに怒ってしまったのは言うまでもないが、その時、デルはつぶやいた。
「僕はただコンピューターの仕組を知りたかったんだ・・・」

当時、コンピューターは、オーディオや自動車などの片手間で販売されており、誰もが商品知識も持たずに扱っていた。 しかも、顧客に対してのサポートもせず、膨大な利益を得ていた。

デルは、ショップで売られているマシンを、アップグレードしては、友人に販売していたが、やがて、デルの中で「これは、すごいビジネスチャンスになる」という思いが膨らんでいくのだった。

ところが、デルの両親は医学部への進学を望み、結局、デルは、テキサスの大学へ進むこととなる。


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<第3話>
デルは、まじめに大学に通った。しかし講義に出た後は、寮に急いで帰り、コンピューターのアップグレードして、お金を稼いだ。キャンパスを歩く時でさえ、山ほどのコンピューターの部品を抱えていた。そして徐々に、学生だけでなく、噂を聞きつけた近隣の人達も、デルに頼むようになってきていた。

しだいに、デルはそんな大学生活を退屈と感じる様になり、ビジネスアイディアに関心を抱く様になり始める。

それは「IBMより優れたコンピューターを作り直接販売し、より大きな価値とサービスを提供し、業界ナンバーワンになること」だった。


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<第4話>
1984年、デルは「PC’s Limited」という会社を立ち上げた。そして、地元の新聞に、たった3行の広告を出したのだが、これが当たり、売上は月500万円以上にもなった。

早速、デルは社名を「Dell Computer」に改名。
本格的にビジネスをスタートさせた。仕事場も、大学寮の一室からオフィスへ引越し、何人かも雇うようになった。

結局、大学一年が過ぎたところで、親に内緒で中退してしまった。

その後は、自社のコンピューターを設計し、本格的に製造販売を手がけていく。会社は急成長していった。 

1988年には、24歳という若さで、株式公開を果たした。

順風満帆に思えた「Dell」であったが、過去に一度だけ、メモリー部品の在庫が膨らみすぎたことにより、損失を経験している。以来、会社の方針は「成長・成長」から「流動性・収益性」へと大きく転換していく。


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<第5話>
デルは、1996年6月、究極のダイレクトセールスとして、インターネットによる販売を始める。

オンラインでのカスタムメイド・パソコンの販売は、静かなスタートだった。 しかし、1日の売り上げが100万ドルを超えたと発表されると、世間は大騒ぎになった。

1999年、ついに米国市場でPCメーカー首位となる。

現在の売り上げは414億ドル(約4兆2000億)を突破。

デルコンピューターには三つの黄金律がある。
 ・在庫を敵視すべし
 ・常に顧客の声に耳を傾けろ
 ・間接的な販売は絶対にやるな

特に在庫管理は徹底しており、現在では8日分以下にまで削減されている。




 マイケル・デル(米DELL社 会長) 39歳







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