| ぽん酢 |
サンスクリット語で、数字の「5」を表す「パンチャ」という言葉が、インドからヨーロッパへと伝わり、この「5」に関連して、5種類(スピリッツ、砂糖、レモン、スパイス、水)の材料を混合した飲み物のことを、イギリスでは「パンチャ」の英語読みから「パンチ」、オランダでは「ポンス」と呼んでいました。 (そう言えば、フルーツパンチとか言いますね)日本には、江戸時代に、オランダ人によって伝えられました。 当時は、長崎のしっぽく料理の食前酒として用いられていましたが、やがて、中に混合されていた「柑橘類の搾り汁」の ことを指す様になり橙やカボスなどの柑橘類と醤油を合わせた調味料のことを、「ポンス」と呼ぶ様になりました。ぽん酢が、まさかオランダ語が起源だったとは、驚きですね。 |
| ピンキリ |
「最も良いものから、最も悪いものまで」という意味で、よく「ピンからキリまで」と言いますがこの「ピン」と「キリ」のルーツは、ポルトガル語です。「ピン」は「pinta(点)」から来ており、「第一番」とか「最高のもの」を指し、「キリ」は「cruz(十字架)」からで、「十(十字架から転じて)」や「最後のもの・最低のもの」を指しています |
| じゃがいも |
じゃがいもが、日本に伝わったのは、16〜17世紀にかけてのこと。 当時、オランダ領であったインドネシアから船で入ってきていました。現在のインドネシア・ジャカルタは、当時、ジャガダラと呼ばれており、ジャガダラ⇒長崎の出島行きの船で運ばれていたことから、「ジャガダラ芋」と呼ばれていました。やがて、この「ジャガダラ芋」は、省略されて「じゃがいも」と呼ばれる様になりました |
| 合羽 −かっぱ− |
「合羽」は元をたどれば、マントを指すラテン語の「cappa」から来ています。16世紀頃、日本に来航したポルトガル人やスペイン人達が着ていた「袖がなく裾が広い」防寒具が、やがて、 雨具として使われているうちに、「カッパ」と呼ばれる様になったというわけです。ちなみに、この単語「cappa」がポルトガル語を通じて、日本に伝わったのが「合羽」なら、英語を通じて、日本に入ってきたのが、女性が羽織る「ケープ(cape)」です。 |
| ばってら |
しめさばを乗せた棒寿司のことを「ばってら」と言いますが、 関西では、とてもポピュラーな食べ物で、「きつねうどんとばってら」は、私の子供の頃の御馳走でした。元々、ばってらには、さばではなく、コノシロが使われていました。それも、現在の様なハコに入れて押すのではなく、片身をそのまま乗せていましたので、頭と尾が反ったコノシロ の片身が、小船の形によく似ていたことから、ポルトガル語の小船を指す「バッティーラ」と呼ばれる様になりました。 |