世界情勢/海外ニュースの読み方
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フロム・ザ・ワールド

ビッグマックを基準に (スイス) etc. 



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【発行・編集】 ケン・ハービー事務所

■フロム・ザ・ワールド ■

テーマ ハービーの感じたまま
ビックマックを
基準に
スイスの金融グループが,ビックマック1個を買うために必要な労働時間を世界の70都市で調べた調査で、世界で最も短いのは東京の10分という結果がでました。 この調査では、世界中で手に入り、価格差も小さい「ビックマック」を指標に採用し、さまざまな業種の平均時給で割って、各地での「豊かさ」を算出・比較しています。 東京に次いで短いのが、ロサンゼルスの11分、ニューヨークの13分など。反対に最も長いのは、コロンビアの首都ボゴタの97分間でした。70都市の平均は35分。 普段の生活では、豊かさを感じることが多くはありませんが、こういうデータを示されると、日本の豊かさを実感しますね
さんま − その1 よく脂の乗った「生」さんまは、日本の秋の食卓には欠かせないものですね。 ところで、私達はさんまを鮮魚で食べる関係で、漁場は近海に限られ、この時期はロシアの経済水域と重なってしまいます。 両国政府の取り決めで、10トンを超える船にはロシアの監視員が付くことになっていますが、その費用は日本のさんま漁船持ち。その他にも、1億8千万円程の協力費を負担して、今年度の割当量35000トン(大ぶりで約1億7000万匹)を獲っています。 最近のさんま漁船には、GPSが積まれており、位置情報は人工衛星を通じて、ロシアの国境警備局に自動送信され、同時に、漁獲量なども報告されます
さんま − その2 日本以外に、さんまを獲る国はロシア、韓国、台湾等です。 最近は、中国でもさんまを食べ始めた様で、台湾からの輸出が増加しています。 ところが、日本と違い、これらの国は鮮魚で食べる習慣がないことから、冷凍で水揚げをするため、主に漁船は国際海洋法条約の及ばない公海上で操業し、いわば「取り放題」の状態にあります。一方、日本が今年獲っても良いのは、農水大臣が定めた数字で20万6千トン(約14億匹)。 幸い今年も豊漁で、枯渇の心配は当面無い様ですが、さんま資源の保護に向けて、関係各国での協議が望まれます。 ちなみに、県別で1人あたり、もっとも多くのさんまを消費するのは、秋田県だそうです
女性専用車両 私の住む関西地方でも、多くの鉄道会社で朝夕のラッシュ時に、「女性専用車両」が導入されていますが、皆さんがお住まいのところでは、どうでしょうか? このシステムは、概ね好評の様に思えますが、この夏に導入した台湾では、早くも存続の危機にさらされています。 今年6月、台湾では、日本を参考にして、女性専用車両の導入を図りましたが、鉄道会社側の周知徹底ができておらず、ホームでの案内も不足していることから、女性専用車両に乗ってしまう男性が続出し、男女双方の乗客に不評となっています。 導入直後より、男性から「同じ運賃を支払っているのに男女差別にあたる」という苦情がネットで公表され、廃止を呼びかける運動が広がり、さらには「誤って乗ってしまった時の、女性の蔑視する様な視線が不快」などの声も上がって、早くも暗礁に乗り上げています
見える喜び 国連難民高等弁務官事務所が、難民の支援に貢献した人に贈る賞(ナンセン難民賞)を、日本人で初めて受賞することになったのは、あるメガネ会社の会長でした。 メガネやコンタクトレンズを利用している人なら、外した時の不便さが理解できると思いますが、世界には、食料や医療の設備が不足している難民のみならず、メガネが高価で買えず、不自由な生活を余儀なくされている難民が数多くいることを知った同氏は、各地を訪れ、一人ひとりの視力を測定して、それぞれにに合ったメガネを贈り続けています。 26年間で贈ったメガネは11万組にも上ります。「はっきり見えた時の難民達の笑顔」を支えに、地道な貢献活動が続けられています
美しきは罪? 美女が多いと言われる南米コロンビアで、脇見運転の原因の第2位が「美女に見とれて・・」ということがわかりました。 交通事故に関する統計によると、コロンビアでは、昨年だけで、約2万4千件の交通事故が脇見運転が原因で発生しており、これは総事故件数の21%を占め、もっとも多い事故の発生原因となっています。 脇見運転事故の原因の1位は「携帯電話」ですが、2位には「美女に見とれて」が堂々(?)入っています。 ある男性タクシー運転者は「コロンビアで美女を見つめるのは、男性の義務だ」と語っています
閉店法
(ドイツ)
ヨーロッパにはキリスト経的な伝統から、いわゆる「閉店法」によって、休日などの営業を禁止している国が数多くあります。 例えば、ドイツの閉店法では、平日の6時以前(パン屋は5時30分)と20時以降(12月24日は14時以降)、それに日曜・祝日の営業が禁止されています。 しかし、ライフスタイルの変化と経済振興策の一環として、この法律を緩和する動きが各国で見られる様になりました。 ドイツでは2007年1月より、店舗の営業時間を各州単位で決めることが可能となり、多くの州が、平日の24時間営業を認める方針を打ち出しています。 白人労働者からの抵抗は強いかもしれませんが、消費者や観光客にとっては便利になりますし、 出稼ぎで来ているハングリー精神の旺盛な労働者達には、ビッグチャンスになりますね
閉店法
(デンマーク)
ライフスタイルの変化に伴い、デンマークでも、消費者の目は伝統的な小売店から、コンビニへと移行しています。13年前にデンマークへ初出店した「セブン−イレブン」は「閉店法」と戦いながら、現在は55店舗までに拡大してきました。 デンマークの閉店法では、土曜日の17時〜月曜の朝6時までの営業が禁止されています。 但し、例外として、年間の 売上高が一定の値以下の店舗に限って、日曜日の営業が認められています。 ところが一等地にあるセブン−イレブンの店舗の中には、業績が好調のため、その一定の売上高を超えそうな店が現れてきたのです。 店側では、「日曜日に店を開けておく」ことができる様、たばこや新聞など、一部の商品の販売を取り止め、売上高を抑えることを検討しています
国慶節 10月1日は、中国の国慶節(建国の日)です。 多くの中国のオフィスや学校などでは、今週はお休みですね。横浜や神戸の中華街でも、先週末はたくさんの人で賑わったのではないでしょうか? 蒋介石が率いる国民党と、毛沢東が率いる共産党は、抗日戦争をはさんで、激しい内乱を繰り広げていました。 国民党は、共産党の2倍以上の兵力を持ち、アメリカからの援助を受けて、優位にたっていましたが、次第に、毛沢東が民衆の心を惹きつけるところとなり、最終的に国民党は敗れ、台湾へと敗走します。 そして、1949年10月1日、北京・天安門の上から、毛沢東が「中華人民共和国の成立」を、高々と宣言したの でした。 これは共産主義の始まりでもありました。 一方の台湾は、清朝を打ち破った辛亥革命が始まった日(10月10日)を建国の日と定めています
人種とテレビ番組 アメリカの人気テレビ番組「サバイバー」の新シリーズで、参加者を人種別のチームに分けて、無人島での生き残りを競争させることがわかり、ヒスパニックやアフリカ系の市民団体が抗議し、物議を醸しています。番組の内容は、20名の参加者が無人島に渡り、4つの「族」に分かれて、他の「族」と生き残りを競うというもの。 「サバイバー」は、2002年〜3年に日本でも放映されていた人気番組で、司会者は、これまでにマイノリティーの参加者が少ないことを逆手に取り、人種による競争を考え付いたと語っています
行き過ぎた取締り? 9月より、中国広東省の全てのホテルで、外国人を含む全宿泊客の身元に関する情報の公安当局への通知が義務付けられています。 ホテル側は、客のチェックインから3時間以内に、客の個人情報を公安に通知する義務があり、必要なコンピューター端末の機器は、公安から無償で提供されます。 公安側はホテルに犯罪者が隠れるのを防ぐためと説明していますが、アメリカでは入国の際の指紋採取が親指の1本だけから、10指全部に変更されるなど、各地での最近の取締りが少し行き過ぎではと感じるのは、私だけでしょうか?
日本人狙いの
強盗捕まる
スペイン・マドリードで、日本人観光客ばかりを狙い、睡眠薬入りの飲み物を飲ませ、金品を盗んでいた男が逮捕されました。男は、日本からの個人観光客を見つけると、英語で「私はフランス人のデイビッド。僕も旅行中なので、一緒に旅しよう」と話しかけ、互いに打ち解けたところで、睡眠薬入りのワイン等を飲ませ、被害者が寝込んだところで、金銭やカメラを奪うなどの犯行を繰り返していました。 同様の被害が相次いだ為、日本領事館は似顔絵などを作成して、スペイン当局に捜査を依頼していました
W杯と貧困問題 次のW杯(2010年)は南アフリカで開催されます。アフリカで初めての大会とあって、現地での期待は自然と高まっており、4年後に向けて、既に準備も始まっています。 南アの組織委員会では、W杯開催の経済効果を5000億円以上と見積もり、会場となる10の球技場の新築・改築、高速鉄道の新たな建設、玄関口となる国際空港の改築などに、同規模の約5000億円の予算が投じられる予定となっています。 その一方で、国民の大半が貧困に苦しむ同国だけに、そんな予算があるのなら、貧困対策にあてるべきとの意見も根強く残ります。 主催者側は、南アでのW杯開催が成功すれば、アフリカ全体のイメージが向上し、将来の海外からの投資が見込めると主張しますが、皆さんは、この問題をどう考えますか?
高級ワインと公費 フランスのパリは、市が保有する「ロマネ・コンティ」などの高級ワインやシャンパン約4000本を、来月開かれるオークションに出すことを発表しました。 市長は「パリには高級ワインに見合う様な贅沢なパーティーは不要」と、その理由を説明しています。 これらのワインの多くは、シラク大統領がパリ市長だった、77〜95年に購入されたもの。 7000万円は堅いと言われるオークションでの売上をパリでは市の財源に充てるとしています
発車のメロディー 私の住む関西では、聞いたことがない様に思うのですが、山手線では、それぞれの駅によって、電車が発車する際に、短い音楽が流れるそうですね。 例えば、高田馬場駅では「鉄腕アトム」、大井町駅では、ビバルディの「四季」、そして恵比寿駅では、エビスビールのCMにも使われている「第三の男のテーマ」etc...
無機質で、けたたましいベル音に比べて、乗降の際に元気が出たり、優しい気持ちになれたりと、少し羨ましく思えたのですが、皆さんがお住まいの地域では、どうでしょうか?






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