世界情勢/海外ニュースの読み方
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フロム・ザ・ワールド(世界各地の旬の話題から)

外交官の給与 (日本) etc. 



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【発行・編集】 ケン・ハービー事務所






■フロム・ザ・ワールド (世界各地の旬の話題から) ■

テーマ ハービーの感じたまま
外交官の給与 財務相の諮問機関にあたる財政制度等審議会が発表した資料によると、ワシントンの日本大使館に勤務する国家公務員の給与が、際立って高いことが明らかとなりました。 外交官の給与に関して、具体的な金額が公表されたのは初めて。 資料によると、入省15年めでワシントンの日本大使館に勤務している職員(37歳、配偶者と子供2人を帯同)の場合、海外での衣食住にかかる経費に充てる「在勤手当」が上乗せされるため、ボーナスにあたる期末手当等を含めた給与は月131万6000円となります。 外交官の給与が高すぎるとの批判が強い中、さらに外務省は07年度予算の概算要求でも、今年度予算よりも17%多い在勤手当を要求しています
賃料の世界一
高い繁華街
米大手不動産会社が、世界233ヶ所の繁華街を対象に、目抜き通りでの商業用スペースの賃貸料ランキングを発表しました。 トップはニューヨークの5番街。 高級ブランド店がひしめく57丁目付近では、1坪あたりの賃貸料が月47万円に達し、3年連続のトップとなりました。 2位は香港のコーズウェイベイで40万円。3位はパリ・シャンゼリゼ通りで28万円。日本では、銀座が1坪当たりの賃貸料が月23万円で、5位に入っています
兵士達が去って 北極圏に近い国アイスランドに駐留していた米軍が、先月末、完全撤退し、元々、「軍隊」を持たない同国は、国防議論に揺れています。冷戦時代、旧ソ連の潜水艦配備への対抗から、最も多い時で約5000人の兵士が駐留していましたが、冷戦の崩壊とともに、基地の存在意義も薄れ、米軍はアイスランドからの撤退を決定しました。 現実論として、すぐに攻める国があるとは思えませんが、今、攻め入られると、どうしようもありませんね。 正式な「軍隊」を持たない我が国も、考えておく必要がある問題ではないでしょうか?米CIAの調べによれば、世界で軍隊を持たない国は約20ヶ国に上るそうです
こちらは
ガスの民営化
郵政民営化ならぬ、フランスでは「ガス公社の民営化」で下院が紛糾しています。 政府が推進する仏ガス公社の民営化法案に対して、反対の立場をとる野党は、13万7千件にも及ぶ修正案を提出しました。 これは、書類の重さだけで50トン、積み上げるとエッフェル塔の3倍の高さ(約1000メートル)にもなる量です。 この修正案をまともに審議した場合、2年以上もかかる計算となり、審議をマヒさせて、廃案に追い込みたい野党側は「これが世論を喚起する唯一の手段」と言いますが・・・・。私はフランス人はもっと合理的な人種と思っていたのですが、あまりに馬鹿げてはいないでしょうか?
HONDAと大豆 ホンダ自動車と大豆と聞くと、意外な結びつきの様ですが、実は、ホンダ製の大豆が日本の市場に登場して、はや15年が経過しています。 米国での現地生産(オハイオ州)に早くから踏み切ったホンダでは、当時、自動車部品の大部分を日本から輸入する必要があったのですが、日本から来るコンテナが部品で満載なのに対し、帰りは空っぽ。 何かオハイオ州から日本に送るものはないかと考え出したのが「大豆」でした。 当時は日本の豆腐に合わないと言われた米国の大豆でしたが、ホンダは粘り強く研究・改良を重ね、8年がかりで豆腐用の大豆を開発したのでした。ホンダの大豆は「珠美人」というブランドとなり、日本やヨーロッパで広く受け容れられています
最近の日本食
と言えば
メキシコで、カップめんの人気が沸騰しています。 地下鉄の駅の軽食カウンターでは、カップめんをかき込む人々の姿が多く見られます。 ここでは、店頭でお湯を入れてもらって、日本円で約84円。店に置かれたチリソースをたっぷりかけて、ライムを少し搾って食べるのがメキシコ流とか。 北米のカップめん業界は各メーカーがしのぎを削っていますが、メキシコでは、日本の「マルちゃん」ブランドの独壇場。市場の8割のシェアを占め、カップめんの代名詞にもなっています
中立国の悩み 先進国の中で最も銃の保有率が高い国はどこか、ご存知でしょうか? アメリカと考えがちですが、実はスイスです。約35%の世帯が、銃を所持しています。 武装中立の立場を取るスイスは、言い換えれば「国民皆兵制」であり、有事に備えて、18〜32歳の男性のほとんどが予備役兵として、軍から自動小銃と銃弾を供給されています。それらは自宅に保管されることが多く、その銃を使った犯罪や自殺が社会問題化しているのです。 「平和」と「武装中立」の理想の下、スイスは銃大国としての新たな悩みを抱えています
スポーツと子育て インド東部の州で、マラソンの倍にも及ぶ100km走破をめざす子ども達が相次ぎ、「将来は五輪のマラソン選手に」と記録競争をあおる周囲と、健康への悪影響を懸念する政府との間で論議を呼んでいます。 発端は、同州に住む4歳の男児が、7時間かけて65kmを走破したことでした。指導する養父は少年を絶賛しましたが、ゴール後の健康診断で少年の心臓への過剰負担が判明し、同州の高等裁判所は、少年のマラソンを禁ずる命令を出しました。さらに、今月、13歳の少年が1周400mのトラックを8時間連続で走ることに成功し、「政府の支援があれば、五輪で活躍できる」と、政府のマラソン禁止措置に抗議の 意を示しました。最近は、日本でもスポーツで活躍する親子が話題を呼んでいますが、さて、皆さんはどの様にお考えでしょうか?
最も効果的な制裁 今回、決議された北朝鮮への制裁には、核やミサイル関連の物資の北朝鮮への輸出禁止のみならず、いわゆる「ぜいたく品」(英文の原文ではluxury goods)も含まれています。金正日総書記は大の高級ブランド好きで有名で、例えば、ヘネシーの高級コニャックだけで、年間約8000万円もの予算を使っているというから驚きです。 また、ぜいたく品の数々は、金総書記から高級幹部への贈り物としても利用されており、「忠誠心」を植えつけることに大きな役割を果たしています。 ぜいたく品を使って、部下の心を引き止められなくなったところからの体制の崩壊・交代も十分に考えられ、ぜいたく品の禁輸は、意外に、最も効果的な制裁となるかもしれません
ドイツの決断 ナチスが、第2次世界大戦中に「かぎ十字」の付いた制服を若者に着させて、統制を図った苦い経験から、ドイツでは学校の制服がタブー視され、採用する学校はありませんでした。ところが、移民の増加などにより、差別や暴力事件が頻発する様になると、保護者の間から「そろいの服で子供達の連帯感を高めるために、制服を導入してはどうか?」という声があがる様になりました。 学校側と保護者の間で、
:ナチスを連想しない様、カジュアルな形にすること
:デザインに児童の意見を取り入れること
:貧困者には購入に際し、補助を出すこと
などが話し合われ、制服を採用する学校が各地に広がりつつあります。 日本では国旗掲揚、ドイツでは制服が、今でも学園内に戦争の禍根を残している様です
不謹慎なダンス 韓国の与党・開かれたウリ党の党首が、北朝鮮を視察に訪れた際、北朝鮮の女性接待員と笑顔でダンスに興じる姿が、テレビで報じられ、各方面から「核の非常時に不謹慎だ」と 批判の声が上がっています。 韓国の対北支援策の一環として建設中の開城工業団地を訪れた一行は、昼食会の場にいた女性接待員と笑顔でダンスをしているところを、同行の記者団が写真を撮影し、その場面が公開されました。 当人は「強く誘われて、断りきれなかった」と釈明していますが、全く無責任な話です。 その点では、日本の首相が初めて北朝鮮へ渡った02年の日朝首脳会談で、北朝鮮側が用意した食事には手をつけず、持参した「おにぎり」でしのいだ日本の代表団は、常識をわきまえていたと言えますね
特設ラジオ
スタジオで
ホワイトハウスは、敷地内の特設テントに、全米の著名ラジオ・キャスター約40名を招き、共和党の主要閣僚らが、次々とインタビューに答えるラジオのイベントを開きました。 イベントには、チェイニー副大統領を始めとする共和党の大物閣僚が集まり、キャスターの多くが「保守系」とあって,各閣僚とも、当日は口が滑らか。思わぬ本音や、ギリギリトークが聞かれました
少年の心と
国際ルール
国連環境計画が主催した子供環境ポスター原画コンテストで入賞したキューバの少年(12)に、日本のカメラメーカー、ニコンが、米国の対キューバ経済制裁を理由に、賞品の デジタルカメラを贈呈しなかったことがわかりました。 同社は、デジタルカメラに対キューバ禁輸の部品が含まれていることから、この少年だけに、デジタルカメラを贈りませんでした。 この話は、少年の心に配慮して、もう少し融通を利かせることができなかったか?という形で、伝えられることが多いと思いますが、私は違う見方をしています。 12歳の少年の心には「配慮」が必要で、普通の生活を営む一般市民には「経済制裁」という形を取ることが、正しい姿でしょうか? 問題は年齢ではないはずです。制裁する側が、制裁によって変えたい相手側の部分を明確にさせ、もっとも対象となる人物または組織等に、訴えかけることではないでしょうか?
オーストラリア
と日本
オーストラリア国民に聞いた諸外国の好感度調査があります。 1位はお隣ニュージーランド、2位はかつての宗主国イギリス、そして、英語圏ではないにもかかわらず、3位にはなんと日本が入りました。 一方、アメリカはと言えば11位。6位の中国よりも下という結果が出ています。米国の独善的な手法・高慢な態度が、オーストラリアの人には好まれない様です。 日本では、オーストラリアがニュースとして大きく取り上げられることは多くありませんが、同じアジア・太平洋地域の良きパートナーとして、オーストラリアは日本に熱い視線を送ってくれています。 他にも、世界各地で日本に敬意を払い、熱い視線を注いでくれている国が、数多くあることを忘れずに、私たちは誇りを持って、憧れてもらえる様な、国を目指したいですね




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