世界情勢/海外ニュースの読み方
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フロム・ザ・ワールド(世界各地の旬の話題から)

世界で最も影響力のある女性 (フランス) etc. 



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■フロム・ザ・ワールド (世界各地の旬の話題から) ■

テーマ ハービーの感じたまま
世界で最も影響力を持つ女性 世界で最も権威のある経済雑誌と言われる「フォーチューン」誌が選んだ「世界で最も影響力を持つ女性50人」、2006年のランキングが発表されました。 1位に輝いたのは、フランスのIT関連企業のCEOで、大型合併を成功させたパトリシア・ルッソ氏。アジア勢では、中国の大手鉄鋼メーカー・上海宝鋼集団の謝企華氏が5位に入っています。 さて、この50名の中に日本人女性が何名、ランクインしたか、ご存知でしょうか? 正解は4名です。 先日、辞任を発表した三洋電機の野中ともよ氏、ダイエーのCEO・林文子さん、テンプスタッフの社長・篠原欣子さん、そして講談社の社長・野間佐和子さんの4名でした。フランス、アメリカの次期大統領選挙でも、女性が有力候補となっています。 政治、ビジネスの世界においても、ようやく本格的な男女平等の時代が来た様ですね
タイトル戦に
懸けられたもの
来月3日、タイで行なわれるWBC女子ライトフライ級のタイトルマッチに、「刑期短縮」を懸けた女囚ボクサーが挑みます。 麻薬密売の罪で服役中の、このタイ人女性は2000年に、同容疑で逮捕され、懲役10年の実刑判決を受けました。 刑務所が更生目的で導入したボクシングに、「過去を忘れたい」と始めた彼女は、めきめきと頭角を現し、すぐにWBCの女子ランキングの上位に。 同刑務所の所長は「勝てば矯正局に申請し、1〜2年の 刑期短縮を認めてもらう予定で、素晴らしい社会復帰になる」と語ります。 この王座と刑期短縮を懸けたタイトルマッチの相手は日本人の宮尾選手。 異様なムードが予想される中での試合は、どんな勝負が展開されるのでしょうか?
空の黒船 3月、大阪⇔オーストラリア往復が6万円台というオーストラリアの新しいエアライン(ジェットスター航空)が就航を始めました。 同社のHPに、大きく「New Common Sense(新常識)」と書かれている通り、いまや海外では常識となった格安航空会社の日本初上陸となりました。 他の海外の格安航空会社も、大市場・日本への参入を計画しており、「空の黒船」と呼ばれる彼らの存在は、今後の旅のあり方を大きく変えようとしています。 例えば、マレーシア・エアアジアのCEOトニー氏は 「日本⇔マレーシアを往復150ドルで飛びたい」と大胆な構想を打ち上げます。 彼らの安さの秘密は、次の中にありました。
:拠点であるクアラルンプール空港に、一般ターミナルから車で10分離れた貨物地区に専用ターミナルを持つ
:駐機料を節約するため、航空機は「縦列駐車」
:座席は全て自由席で、早いもの勝ち
:機内サービスなし
:搭乗券は、旅客がインターネットなどで予約した画面を印刷したものを代用する
この様なサービス形態が、すぐさま日本で受入れられるかどうかは疑問ですが、明らかな「安さ」を打ち出すことができれば、私たちの国際線での旅や出張は、今後の数年間で大きく変わるかもしれませんね
フランスの
沖縄ブーム
フランスでは、「長生きと健康」に注目した沖縄ブームが起こっています。 沖縄の長寿・健康の秘訣や沖縄料理をフランス人向けにアレンジしたレシピを紹介するドキュメンタリー番組や本が、相次いで発表されています。 本の中では、「沖縄の人口は世界の0.002%に過ぎないにもかかわらず、世界の110歳以上の15%は沖縄に居住する」と指摘しています。 また、沖縄の「長寿の秘訣」として以下の点を挙げています。
1)フランス人より1日あたり300キロカロリーも摂取カロリーが低い
2)大豆や大豆関連製品の消費が世界一
3)乳製品はほとんど食べない
4)パンやシリアル製品は食べず、米を食べる
5)高齢者や先祖を敬う社会である
さらに、朝食を軽めにするフランス人に対して、沖縄では朝食をしっかりとることに触れており、特に、昆布を多く食べる点に着目。朝食に「昆布入り」のクレープやサラダを食べることを奨励しています。 「大豆」「米」「昆布」に「しっかり摂る朝食」。 健康のヒントは、このあたりにあるのではないでしょうか?
ひげそり禁止
の理由
卒業・入学シーズンに加え、春の訪れを受けて、髪型を変える方が多いのでしょうか? 昨週末の美容院はどこも大変混んでいた様ですね。 さて、日本では多くの人が自由におしゃれを楽しんでいますが、パキスタンのある集落では、理容組合が「男性のひげ剃り を禁じ、違反した者には約1万円の罰金を課す」という一風変わった通達を出しました。 と言っても、これには深い事情がありました。 同集落は、アフガニスタン・旧タリバン政権の武装勢力が、いまなお活発に活動する地域で、先日、「ひげを剃ることはイスラム教に反するので禁ずる」と書かれた武装勢力からの脅迫状が、各理髪店に投げ込まれているのが発見されたのです。 治安上、脅迫を無視することのできなくなった理容組合では、加盟店と客の身の安全を守る為、組合全体で「ひげそり禁止」の通達を出すことにしたのでした
居場所を求めて ある建物の中で煙草を吸ってはいけないとなった場合、愛煙家はどういう行動に出るか?それは「外に出て煙草を吸う」ことであるのは、自明の理ですね。 2月からオフィスが全面禁煙となったフランスでは、仕事の合間に、愛煙家らが外に出て、煙を燻らす光景が、あちらこちらで見かけられる様になりました。 しかし、問題なのは投げ捨てられる無数の吸い殻。 見かねたパリ当局は、玄関前が吸い殻で汚れている企業から吸殻1本あたり約6000円の罰金を科す行政命令を出す準備を進めていますが、複数の企業が入居するオフィスビルでは、どの様に罰金を負担するのか?など、現実の運営面での問題が立ちはだかり、進んでいません。 昨年、ホテルやレストランなどの公共の建物内での喫煙が禁止されたハワイでも、観光客数に影響が出始めています。中には、政府に罰金を払ってでも、館内での喫煙を認めた方が商売に有利という声も出始めました。 世の愛煙家たちに、居心地の良い場所を提供するビジネスが登場しても、そろそろ良い頃ではないでしょうか?
新・カジノ王国 カジノと言えば、ラスベガスがすぐに思い浮かびますが、06年度のカジノ関連収入で、中国・マカオが米ラスベガスを抜いて、世界一になることが確実となりました。 昨年は、米大手のカジノチェーンなどの進出が相次いだこともあり、マカオのカジノ産業は急激に成長。当局の発表によると、06年のカジノ関連収入は、前年度から23%も伸びて、約8000億円となりました。 これは、5年前の数字と比較した場合、なんと3倍もの規模に膨らんだことになります。 この急成長を支えているのは、中国本土からの観光客。5年前には約300万人だった本土からの観光客は、現在は約4倍にあたる1200万人が、毎年、マカオを訪れています。 1回のゲームに数十万円のチップを賭ける姿も珍しくはなく、「熱くなりやすい」と言われる中国人の性格も、カジノの売上増大に貢献している様です
中国・政治家
の自信
4月11日からの来日が予定されている中国の温家宝首相が、日本の国民と直接対話する形式のテレビ番組への出演を強く希望していることが明らかとなりました。 現在、日中両政府はテレビ局側に「生放送番組」への出演を打診しています。温首相側は「庶民派」として知られる政治家で、日本国民に直接語りかけることで、中国に対する世論の改善を図りたい考えの様です。 2000年に当時の朱鎔基首相が来日した際にも、筑紫哲也さんの番組で、約100人と対話した前例もあり、中国の政治家の相互理解を深めようとする真摯な姿勢と「自信」が評判になりました。 一方、日本の政治家が海外訪問をした時は、どうなのでしょうか? 視察と称する見物や接待にあけくれてはいないかと訝ってしまいます。この背景には、(柳沢発言のことを指すわけではありませんが)明らかに悪意のない一種の失言に対してさえも、あまりに我々が過敏になり過ぎていることが考えられないでしょうか? 政治家が自信をもって、自らの政策や考えを国民に語るという点では、他国が一歩勝っているかもしれません
オーストラリアの
刺客
世界水泳の開催中で注目が集まるオーストラリアですが、 今年行なわれる総選挙に日本の郵政解散選挙と似た様な現象がおこり、話題を呼んでいます。 11年ぶりに政権奪回をめざす野党・労働党が、オーストラリアで最も有名な元女性テレビキャスターを、総選挙に担ぎ出すことを決めました。 この元キャスター(53)は、国営放送の看板ニュース番組のキャスターを務め、記者としても数々の受賞歴を誇ります。 この大物候補は、当初、労働党にとって、楽勝の選挙区から出馬するものと思われていましたが、シドニー北部のハワード現首相の選挙区に、「刺客」として擁立することが明らかとなったのです。 現役の首相の許に送り込まれた、元有名キャスターの刺客は、どんな選挙戦を見せるのでしょうか?
ラクダでさえも シンクロナイズド・スイミングで、2日間連続のメダルを獲得し、幸先の良いスタートを切った日本チームですが、今日も世界水泳開催中のオーストラリアからの話題を。
オーストラリアでは、昨年から史上最悪級の深刻な干ばつが続いており、乾燥に強いはずの野生ラクダが、水や食べ物を求め、先住民の居住地域で、トイレや住居設備を襲撃する被害が相次いでいます。 交通網がまだ発達していなかった19世紀頃、オーストラリアでは、内陸部の移動手段として、ラクダが外国から輸入されていました。 ところが、次第に交通が整備されるようになると、これらの「用済み」となったラクダは野に放たれ、やがて野生化し、今では約100万頭が生息すると言われています。 昨年以来、史上最低の水準の降水量が続き、乾燥地に住むラクダでさえも耐えられない状態だといいます。「のどが渇いて、狂ったようになった」野生のラクダの群れが、水を求めて暴れまわっています


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